コラム
これさえ揃えれば始められる!ソロキャンプ道具おすすめ7選を紹介
「ソロキャンプ」と呼ばれる1人キャンプは、すっかり新しいキャンプスタイルとして定着しました。
友達のSNS投稿や、有名ソロキャンパーによるYouTube動画などを見て、自分もやってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
ソロキャンプを始めるのにまず必要なのは、キャンプ道具を揃えることです。
荷物を運ぶのも、テントを立てるのも1人で行うため、ソロキャンプ用の道具を揃える必要があります。しかし、初心者にとっては道具選びもハードルが高いでしょう。
この記事では、そんなソロキャンプデビュー希望者に向けて、必須道具とおすすめ商品7選をご紹介いたします。
ソロキャンプならではの道具選びのコツも解説していますので、参考にしてベストな道具を揃えましょう。
目次
ソロキャンプデビュー!道具(ギア)を揃えることから始めよう
ソロキャンプを始めるのに、特別な資格や免許は必要ありません。誰でも始められて、楽しめるのがソロキャンプの魅力の一つです。
しかし、気軽に始めようとして「キャンプ用品は高価だから日用品で代用しよう」と考えるのは事故や怪我に繋がります。
ソロキャンプデビューはまず、道具を揃えることから始めましょう。ソロキャンパー達は、テントやバーナーなどの道具を「ギア」と呼びます。gear = 装備という意味です。ロールプレイングゲームにおけるキャラクターの装備のように、キャンプ道具はまさしく身を守るための道具となるのです。
ギア選びからこだわりを持って楽しめれば、初めてでも充実したソロキャンプとなるでしょう。
キャンプ道具はどれも同じじゃない
アウトドアショップやキャンプ用品の通販サイトを見ていると、道具一つにさまざまなタイプの商品があることに気づきます。例えば、テントと一言に言っても「ドームタイプ」「ワンポールタイプ」「2ルームタイプ」「ワンタッチタイプ」など、設営方法と形状ごとに名称が異なります。
ソロキャンプの道具選びで注目すべきなのは、1人用の道具かどうかです。ソロキャンプなのにうっかり2〜3人用のテントを買ってしまうと、現地で1人で組み立てることができず途方に暮れてしまうでしょう。
キャンプ道具は見た目が似ていてもどれも同じではありません。必ず、やりたいキャンプスタイルと使用人数、自分のキャンプ経験にマッチした最適な道具を選ぶようにしましょう。
コンパクトで持ち運びやすい・ソロキャンプ用の道具
空前のソロキャンプブームの中、多くのアウトドアグッズメーカーからソロキャンプ用の道具が発売されています。その特徴は、コンパクトで携帯性に優れ、シプルなデザインのものが多いことです。
価格帯は少し高価な印象ですが、きちんと手入れをすれば長く丈夫に使えるものばかりです。例えば1人用の鍋、クッカーなどは、使えば使うほど表面にススがン付き、多少のキズやへこみがあってもそれが使い込まれた道具ならではの味となります。
ソロキャンプは1人で行うキャンプであるため、使い慣れたギアたちが最高の相棒となるのです。
何を持っていく?道具一式を選ぶにはまず移動手段から
ソロキャンプで道具を選ぶ基準として、重要なポイントがあります。それは、キャンプ場までの移動手段です。
- 車の場合
- 電車の場合
- バイクの場合
3つのパターンごとに解説いたします。
1.車の場合
ソロに限らず、車での移動がキャンプの基本とされています。理由としては、荷物が多く積めることと、多くのキャンプ場が車でしかアクセスできない場所にあるためです。また、車があれば予想外の大雨や荒天に見舞われた際の避難場所にもなります。
車でキャンプ場に行くのであれば、テントから寝袋まで、全ての道具を持っていくことができるでしょう。道具の制限が無いため、初心者に最適な移動手段と言えます。
2.電車の場合
車が無ければソロキャンプに行けないということはなく、もちろん電車移動でキャンプに赴くソロキャンパーも多いです。
最寄り駅からキャンプ場までは徒歩になりますので、歩ける荷物量にすることが大切です。
大きめの登山リュック+大きめの肩掛けバッグや、旅行用キャリーケースなどを使って道具をまとめましょう。
初心者の場合は、無理をして寝袋やマットも荷物に含めると、移動が困難な荷物量となってしまう可能性があります。そのため、電車で移動して初めてのソロキャンプに向かうのであれば、宿泊ではなく日帰りから始めることをおすすめします。
3.バイクの場合
キャンプ場では、テントの傍にバイクを並べてソロキャンプを楽しむキャンパーも多く見かけます。
バイクには荷物を積むためのトップケースとサイドケースがあれば、大きめの道具も運ぶことができます。テントや寝袋は荷台にくくりつけて、小物類はバックパックに詰めて背負うのが一般的なスタイルです。
キャンプ場によっては、キャンプサイトへのバイクの進入が禁止されている場合もありますので、その際はきちんとルールに従うようにしましょう。
ソロキャンプ必須道具7選をご紹介
それでは、ソロキャンプを始めるための必須道具とおすすめ商品7選をご紹介いたします。
- テント
- チェア
- バーナー
- クッカー
- 焚き火台
- マット
- シュラフ・寝袋
道具の説明とおすすめ商品、選び方のコツを解説していきます。
1.テント
ソロキャンプのテント選びで大切なのは、設営のしやすさと、持ち運ぶ上でのコンパクトさです。
大人数のキャンプでは2〜3人でテントを設営できますが、ソロキャンプではもちろん1人です。1人で組み立て1人で撤収をしなくてはなりません。
そのため、デザインや色味よりも「1人で組み立られるテントか」を最も重視して選ぶようにしましょう。
LOGOS(ロゴス)ROSY Q-TOP ドーム DUO-BJ
商品サイト:ROSY Q-TOP ドーム DUO-BJ(幅210×奥行276×高さ127cm)
ロゴスのこちらのテントは、1人向けでありなおかつ初心者向けのテントです。パーツが細かく分割されておらず、一体式の内部テントを広げてから外側のシートを被せるというシステムで簡単に設営できます。
中も広々と使えて、たためば専用の収納バッグにすっぽり収まる携帯性の高さもソロキャンプ向きでしょう。
2.チェア
ソロキャンプでのチェア選びは、通常のキャンプとは一味違います。
なぜならソロキャンプでは、チェアに座って焚き火を眺めたり、自然を感じる時間も大切なアクティビティであるためです。
ただのアウトドアチェアではなく、少しグレードの高いヘッドレスト付きハイバックタイプを選んで、いつまでも座っていられるお気に入りの場所を作り上げましょう。
ヘリノックス (Helinox Home,Deco & Beach) チェアツー ホーム カプチーノ
商品サイト:ヘリノックス (Helinox Home,Deco & Beach) チェアツー ホーム カプチーノ
ヘリノックスのハイバックチェアは、シンプルながら抜群の心地の良さで、多くのソロキャンパーから選ばれています。
組み立て時はかなり大きめな印象ですが、折りたためば付属のバッグに収納でき、バイクや自転車にも詰めるサイズになります。
3.バーナー
YouTubeなどでソロキャンプの動画を見て、小さなバーナーでお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、缶詰を温めたりするシーンに憧れる方は多いでしょう。
1人用のバーナーで1人用の調理を行うのはまさにソロキャンプといった風情を感じさせます。
しかし、バーナーは火器になりますので、取り扱いには注意が必要です。おしゃれさを重視するのではなく、安全性と火力、使いやすさからおすすめする商品はこちらです。
ソト(SOTO) アミカス コンパクトストーブ SOD-320
商品サイト:ソト(SOTO) アミカス コンパクトストーブ SOD-320 キャンプストーブ OD缶用 シングルバーナー キャンプ ガス バーナー 火力が強い ソロキャンプ
SOTOのシングルバーナーは火力などスペックのバランスが良く、初心者でも扱いやすい一品です。こちらのタイプは「OD缶」と呼ばれるガスボンベが一体になっており、寒さに強いことが特徴です。そのため季節を問わずオールマイティに使えます。
4.クッカー
ソロキャンプでは、「ソロキャンプ飯」と呼ばれる料理も楽しみの一つです。
そんなソロキャンプ飯に必要不可欠な、調理道具にも食器にもなるクッカーをご紹介します。
メスティン キャンプ 2合炊き
商品サイト:メスティン キャンプ 2合炊き はんごう すいはん ソロキャンプ
もともとはお米を炊く飯盒(はんごう)であるメスティンですが、これ一つで炒め物から湯沸かしまで、簡単な調理全般が可能です。付属の網を入れれば蒸し器にもなります。
内側には炊飯用の目盛りがあるので、あらかじめ計量したお米を入れて持って行き、現地で水を入れバーナーにかければ、炊きたてのご飯が楽しめます。
5.焚き火台
キャンプといえば焚き火、といっても過言ではなく、自力でおこした焚き火をじっくり眺める時間はソロキャンプの醍醐味です。キャンプ場の焚き火のルールを守り、火の扱いに十分注意をした上で楽しみましょう。
安全かつ見た目もかっこいい焚き火台は、今やキャンプ必携道具の一つです。
スノーピーク(snow peak) 焚火台Lスターターセット
商品サイト:スノーピーク(snow peak) 焚火台Lスターターセット SET-112S ステンレス
スノーピークの焚き火台は、組み立て時の大きさに対してコンパクトに収納できる点が特徴です。焚き火台はシンプルな作りのため、安い非正規品が多く販売されていますが、火を扱う商品なので安全性を第一に考え高価でも正規品を購入することをおすすめします。
6.マット
寝袋の下に敷いて、寝やすくするためのものというイメージのあるマットは、必需品?と思われるかもしれません。しかし、テントの中で過ごすためにマットを常に敷いておくことで、就寝時以外にも活躍します。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット
商品サイト:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット レジャーシート EVA フォーム マット
マットには空気を入れるタイプもありますが、折りたためるフォームタイプのものがおすすめです。軽いので、バックパックに括りつけて運べば、荷物の負担にもなりません。
雨天時や風が強い時にしばらくテント内で過ごすとなると、このようなマットが重宝します。
7.シュラフ・寝袋
ソロキャンプで宿泊をするのであれば、必ず寝袋を持参しましょう。選ぶポイントは機能性と、コンパクトにたためることの両立です。最もバランスがいい、ダウンの寝袋をご紹介いたします。
モンベル(mont-bell)寝袋 ダウンハガー650
商品サイト:モンベル(mont-bell)寝袋 ダウンハガー650#5 ブルーリッジ(BLRI) R/ZIP #1121383
ダウンは空気を多く含んで保温性を高めているため、空気を抜くようにたたむことで驚くほど小さくなります。
寝袋は価格帯が広いですが、長く快適に使うのであれば、初心者こそモンベルのような有名ブランドを選ぶことをおすすめします。寝袋は災害時の備えにもなりますので、持っていて損は無いでしょう。
初めてのソロキャンプ、道具を揃えて安全に始めよう!
ここまで、初めてのソロキャンプに向けて用意するべき必須道具をご紹介いたしました。
キャンプの道具は、季節やキャンプ場の環境、やりたいキャンプスタイルに合わせて選択することが大切です。ここで紹介した商品に限らず、選ぶポイントを押さえながら自分にぴったりな道具選びをしていきましょう。
初めてのソロキャンプでは、他の利用者もいるキャンプ場で、日帰りから始めることをおすすめします。現地で道具の使い勝手も試せる良い機会となります。
憧れのソロキャンプYouTuberの真似をしたり、写真映えする山奥でソロキャンプをしたい気持ちはわかりますが、1人だからこそまずは安全が第一です。
思っていたより大変だったり、逆に予想以上に楽しいことがたくさん起こります。その経験を活かして道具選びをすることで、より一層ベストなギアが揃っていくことでしょう。
女子ソロキャンプの道具選びの注意点は?
ソロキャンプは女性にも人気のアクティビティです。女子ソロキャンプでの道具選びの注意点は、荷物の運びやすさに男性よりも気を配る必要があることでしょう。
アウトドアグッズには、衣服のサイズ以外は明確に男性用・女性用の区別がありません。そのため、全ての道具を揃えるとかなりの重量になります。車やバイクでの移動であれば問題ありませんが、徒歩と電車移動となると、重量の関係で運べない道具が出てくる可能性があります。
その場合は無理せず、持てるものだけを持って、できる範囲でのソロキャンプを楽しみましょう。または、旅行用キャリーケースなどを上手く活用することで、重い荷物による負担を減らすことができます。
ソロキャンプデビューなら「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ」へ!
キャンプ道具は、商品を見ているだけでもキャンプ気分が高まります。
ソロキャンプの回数を重ねていくと、次第に「この最新式のギアを使いたいから週末ソロキャンしよう」と、道具が動機になってしまうこともあるようです。
しかし、キャンプ道具を一式揃えるのはなかなか高価な買い物となります。オンラインショップで安い非正規品を見ると、そちらを買いたくなってしまうこともあるかもしれません。しかし、非正規品は公的な安全基準を満たしていないものが多く、すぐに破損してしまったり怪我をしてしまったというレビューが多いのも事実です。
値段で気が引けてしまっても、長い付き合いになることを考えてきちんと正規品を購入し、手入れをしながら愛着のある道具にしていくことが一番です。
道具が揃ったらさっそくキャンプ場へ繰り出しましょう。
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キャンプ初心者にも優しい、スタッフが常駐しているキャンプ場でもあるため、わからないことや不安なことがあったらすぐに質問ができます。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジで、初めてのソロキャンプを思いっきり楽しみましょう。