コラム
初心者でも、ソロキャンプで料理を楽しもう!調理のコツからおすすめ道具まで
近年、一人でアウトドアを楽しめる、ソロキャンプが注目を集めています。
都会の喧騒から離れ、自然の中で一人でゆっくりと過ごせる時間を求めて、ソロキャンプデビューをする方も多くなっているようです。
現代人を魅了するソロキャンプの魅力の一つに、「料理」があります。
YouTubeやSNSなどで、「ソロキャンプ飯」の調理動画や投稿写真を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
ソロキャンプ飯には、団体のキャンプで食べる料理とはまた違った楽しみ方があるようです。
今回は、ソロキャンプ初心者でも楽しめる料理について解説いたします。
目次
ソロキャンプの楽しみの一つは「料理」
ソロキャンプの楽しみ方で、特に注目を集めているのが「料理」です。
焚き火をしながらじっくり調理をしたり、食後のコーヒーを時間をかけて楽しめるのはソロキャンプの醍醐味でしょう。
また、ソロキャンプ用の料理は、最初からある程度作りやすいようにレシピが工夫されており、普段自炊をしない方でも簡単に作れるものが多いです。
調理から片付け、材料の運搬も自分一人で行うため、手間を省く必要があるためです。
もちろん、燻製などの本格派ソロキャンプ料理も人気です。料理のための、アウトドア調理道具を買い揃えることも楽しみの一つでしょう。
一人だからこそ気兼ねなく、自由に料理を選べることも大きな魅力になっています。
SNSでも話題の「ソロキャンプ飯」
ソロキャンプ自体が人気になったきっかけはYoutubeやSNS動画の影響が大きいですが、ソロキャンプ料理もSNSで知り、興味を持った方が多いのではないでしょうか。
アウトドア道具を使いこなし、焚き火を使ってワイルドに調理する過程を見ると、誰でも一度はやってみたくなってしまうでしょう。
一般家庭ではなかなかチャレンジができない料理も存在し、調理を目的としてソロキャンプを楽しんでいる人も多いのです。
また、料理の幅も広く、初心者向けのものから本格的な道具を使った肉料理まで、多くのレシピが存在します。
大人数のキャンプでは、待ち時間が長く気が引けてしまう料理も思いっきり楽しめるのはソロキャンプならではと言えるでしょう。
簡単な料理でOK!ソロならではの手軽さ
ソロキャンプであれば、他人に気兼ねなく料理を楽しむことできます。
たとえば、缶詰をそのまま使ったアヒージョや、具材をいれて炊くだけの炊き込みご飯などは王道のソロキャンプ飯です。
他にも、コンロにかけるタイプのホットサンドメーカーを使って、ベーコンやチーズなど好みの食材だけを入れて焼き上げ、お酒のつまみにしてしまうという楽しみ方もあります。
自由なスタイルでその場にあるものを生かした料理が可能で、料理下手でも自分の腕前に合わせて手軽に楽しめるのが魅力です。
慣れてきたら、肉料理や燻製もできちゃう
ソロキャンプの料理は手軽なものだけでなく、ダッチオーブンなどを利用した本格的な肉料理や燻製料理を味わうこともできます。
限られた調理器具で料理を作るアイディアや豪快さにほれ込む人も多く、調理過程も含めた動画が多く投稿され、人気となっています。
しかし、初心者がいきなり本格的なソロキャンプ料理から始めるのには注意が必要です。
焚き火をする場所にも決まりがあり、火を自分でおこし、加減を行わなくてはいけません。
食事をした後の片付けや道具の運搬も、料理が本格的になるほど手間がかかります。
初心者の方は、ある程度キャンプに慣れてきてから、チャレンジしてみましょう。
ソロキャンプ飯のコツは?
ソロキャンプは、素材の準備や調理器具の持ち込み、片付けまで全て一人で行う必要があります。
何もかも自分で行わなければならないため、調理の手間を省きつつ、持ち込む道具自体も少なくする工夫が必要です。
たとえば、料理の具材をあらかじめカットしておけば、調理の手間を省くだけでなく、ナイフなどが不要になるので荷物が減ります。
荷物が少ないほど気軽に動けるため、いかに持ち込むものを少なくし、体力面の負担を減らすかも重要になってきます。
初心者の場合は自分の体力と相談しつつ、キャンプ場が焚き火可能かどうかも事前に確認し、凝りすぎにならない範囲から始めるのがおすすめです。
それでは、ソロキャンプ飯のコツを3つに分けてご説明いたします。
- 具材はあらかじめカットして下味を付けて持っていく
- 缶詰をそのまま調理器具に!
- ゴミは残さず、片付けまでがキャンプ飯
一つずつ見ていきましょう。
1.具材はあらかじめカットして下味を付けて持っていく
キャンプにまな板や包丁などを持ち込むと荷物が増えてしまいます。
具材はあらかじめカットして下味を付けておき、あとは過熱するだけにしておくと便利です。
そうすることで、重い調味料のビンなどを持ち運ばなくても済みます。
キャンプ場が、車などで行ける環境でなければ、食材を持ち運ぶ時間を考慮することも大切です。
痛みやすい食材は避けるか、事前の下処理をしっかりと行い、必要に応じて保冷をして対処しましょう。
2.缶詰をそのまま調理器具に!
缶詰は非常に優秀で、料理の具として使えるだけでなく、味付けをしているものを使えば持ち込む調味料を減らすことにも役立ちます。
容器は耐熱性に優れているため、缶詰をそのまま火にかける豪快な料理も存在するのです。
ちょっとした調味料や野菜の追加、チーズなどのトッピングでおかずにもおつまみにもなる万能さで、キャンプの定番食材となりつつあります。
もちろん、火加減は重要で、熱くなることを前提にどう取り出すかも考える必要がありますが、キャンプでの火の扱いに慣れてきたらぜひチャレンジしてみましょう。
3.ゴミは残さず、片付けまでがキャンプ飯
キャンプ飯の基本となるのが、ゴミを出さないことです。
ゴミ捨て場があるキャンプ場などは別ですが、その場にゴミを放置するのはマナー違反です。
片付けと持ち帰りを前提に、使う食器自体を増やさないことが非常に重要になってきます。
中には、使い捨てのお皿にラップを貼って汚れないようにし、再利用するといった工夫をする方もいます。
自宅の敷地でキャンプをする場合を除き、キャンプ場などは基本的に他人のものです。
マナーを守り、多くの人がキャンプを楽しめる環境を守ることも大切なのです。
おすすめソロキャンプ料理3選
ソロキャンプ料理は初心者向けのものから上級者向けのものまで、さまざまな種類があります。
おすすめなのは、すでに持っている道具で作れるキャンプ料理を選ぶことです。
特に初心者は、キャンプ用のアイテムを購入することから始める場合が多いですが、あまり多くのアイテムを持ち込もうとすると負担が増してしまいます。
まずは道具が少なくて済むものから始めて、ソロキャンプに慣れてきたら、より手の込んだ料理を試してみましょう。
ここでは、初心者、中級者、上級者向けのおすすめ料理を3つご紹介いたします。
- オイルサーディンのアヒージョ
- 炊き込みご飯
- スペアリブと野菜の煮込み
料理メインで楽しみたい方は、作りたい料理からソロキャンプのプランを立ててみるのも良いでしょう。
1.オイルサーディンのアヒージョ
缶詰のアヒージョは、手軽に作れるキャンプ飯の代表格と言えます。
手順は、ニンニク・トウガラシ・塩少々をオイルサーディンに混ぜ、火にかけるだけです。
焚き火、またはシングルバーナーにおいて火にかけて、十分に火が通ればアヒージョの完成です。
パンやパスタと相性が良く、お酒のおつまみにも最適です。
他にも、コーンの缶詰にブラックペッパーやベーコンを足す、肉が好きならウィンナーの缶詰を火にかけるなど、缶詰の種類によってさまざまなレシピがあります。
参照URL:https://partykitchen.jp/recipe/camp/
2.炊き込みご飯
飯ごうやメスティンを使った炊き込みご飯は、ソロに限らずキャンプ料理の定番です。
おかずを用意しなくても、しっかりと味があるのが魅力で、洗い物を減らす面でも役立ちます。
焚き火では火加減が難しい場合があります。その際は、シングルバーナーなどを持ち込むのがおすすめです。
炊き込む具材はお好みで、あらかじめ具材をカットして下味をつけて持ち込むと楽です。
お米を炊くための水や出汁も、1回分をペットボトルに入れておけばその場で計量する手間が省けます。
参照URL:https://camp-quests.com/29303/
3. スペアリブと野菜の煮込み
こちらはダッチオーブンを使った上級者向けのメニューとなります。
調理方法は、お好みの野菜とスペアリブをダッチオーブンに入れて煮込むだけです。熱が均一に伝わるダッチオーブンなら、じっくり煮込むほど肉は柔らかくなり、野菜の旨味を逃しません。
材料にカットタイプのトマトの水煮缶を使えば、水の節約ができます。
塩コショウで下味を付けたスペアリブと野菜をダッチオーブンに入れて、具がひたひたになるまで水を入れたら最初は強火、沸騰したら弱火で1時間半煮込みます。
あとは、待つだけで本格的なスペアリブの煮込みができるのです。
味付けは塩コショウがベースですが、お好みでコンソメなどを追加しても良いでしょう。
参照URL:https://allabout.co.jp/gm/gc/391846/
おすすめソロキャンプ料理道具3選
キャンプ場によっては、地面で直接焚き火をすることが禁止されている場合もあります。
ソロキャンプ料理は基本的に1人前の量なので、道具を工夫すれば焚き火をせずに調理することも可能です。
はじめはコンパクトなアルコールランプやバーナーを利用し、自分のスタイルに合ったアイテムを増やしていくのがおすすめです。
ダッチオーブンなどを購入する場合は、キャンプだけではなく自宅の料理にも使えば無駄が省けます。
また、アウトドア調理道具は、非常時にも使えることから近年人気が高まっています。
ここでは、ソロキャンプ料理におすすめの料理道具を3つご紹介いたします。
1. エバニュー アルコールバーナーセット・ゴトク
手のひらサイズのコンパクトなコンロで、キャンプだけでなく非常時にも使いやすいのが魅力です。
焚き火の扱いには細心の注意が必要になるため、気軽に運べて管理も楽なアルコールストーブが一つあるとキャンプ飯がはかどります。
アルコールストーブの上で調理をするためのオプションなども豊富で、ソロキャンプ飯初心者であれば真っ先に確保したいアイテムの一つになっています。
燃焼音が静かで雰囲気を壊さず、燃料のアルコールを気軽に購入できることもメリットです。
https://evernew-product.net/upload/feature/items/eby250/index.html
2. バウルー サンドイッチトースターシングル
ホットサンドイッチを作るための道具で、極限までシンプルで重量も軽いのが魅力です。
使い道の自由度は高く、ホットサンド以外の調理にも使えることから人気アイテムになっています。
野菜やチーズ、ベーコンなどを挟んで焼くなど、アイディア次第で使い方の幅が広がり、手軽にアウトドア感を楽しむことができます。
米を炊く時間が待てない、調理時間を短縮したいという人におすすめです。
もっと量が欲しい人のためのダブルや、ワッフルメーカーも存在します。
http://www.italia-shoji.co.jp/sandwichsingle.html
3.トランギア メスティン
取手付きアルミ製飯ごうで、野外でお米を炊きたい場合に便利です。
油を入れれば揚げ物もできるほど耐熱性が高く、軽量で作りもシンプル、価格も安いなど初心者でも使いやすいのがメリットです。
普段使いの弁当箱やタッパー代わりにも使うことができ、サイズのバリエーションもあるのは大きな魅力です。
シンプルな道具であることで、他の道具と組み合わせたり、幅広いレシピに対応できるオールマイティさから、キャンプ料理道具の入門アイテムと言えるでしょう。
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/kettles-cookers/tr_210.html
ソロキャンプで料理を楽しむならケニーズ・ファミリー・ビレッジへ!
ソロキャンプ飯には、アウトドアならではの魅力が詰まっています。
一人でじっくりソロキャンプ飯を楽しみたい、という思いがきっかけでソロキャンプを始めるのも良いでしょう。
ルールを守りながら、自分のスタイル・自分の好みで楽しむことが大切です。
飯能市にあるキャンプ場、「ケニーズ・ファミリー・ビレッジ」ならソロキャンパー向けのサイトも充実しており、女性や初心者でもソロキャンプを存分に楽しめます。
豊かな自然に囲まれたキャンプ場でのソロキャンプなら、リラックスしたひとときを快適に過ごせると思います。是非ケニーズ・ファミリー・ビレッジでキャンプをお楽しみください。